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アンティノリのレンツォ・コタレッラ氏が MW醸造家が選ぶ「2026年ワインメーカーズ・ワインメーカー」受賞!
エノテカ株式会社(本社:東京都港区、社長:堀 慎二)が、日本における正規独占代理店契約を締結しているアンティノリのCEO兼醸造責任者であるレンツォ・コタレッラ氏が、2026年度の「ワインメーカーズ・ワインメーカー」を受賞しました。ワイン業界で最も権威ある栄誉のひとつである本賞は、ワイン醸造分野における卓越した功績を称えるもので、マスター・オブ・ワインの資格を持つ醸造家と歴代受賞者による審査で選出されました。
600年以上の歴史を持つイタリア有数の生産者であるアンティノリ。レンツォ氏は1981年、ピエロ・アンティノリ氏にスカウトされ、アンティノリがウンブリア州に所有するワイナリー、カステッロ・デラ・サラのディレクター兼ワインメーカーに就任しました。当時のイタリアでは、白ワインは早飲みスタイルが主流でしたが、レンツォ氏は"イタリアから世界に通じる偉大な白ワインを造りたい"と、今やイタリアを代表する白ワインとして名高い『チェルヴァロ・デラ・サラ』を生み出しました。1993年にアンティノリの醸造責任者となり、1998年にマネージング・ディレクター、そして2005年にCEOに就任。現在アンティノリ全体を率い、国内外の事業を統括しています。
マスター・オブ・ワイン協会(IMW)とドリンク・ビジネス誌の共催による「ワインメーカーズ・ワインメーカー」賞は、2011年から毎年授与されており、世界で最も尊敬される醸造家としてこれまでに12人が選出、その歴代の錚々たる受賞者リストにレンツォ氏も名前を連ねる形となります。
アンティノリのCEO兼醸造責任者のレンツォ・コタレッラ氏(2025年3月来日時)
マスター・オブ・ワイン協会会長のロッド・スミスMWは受賞の理由として、レンツォ氏の革新性を挙げています。その一例とも言えるのが、ティニャネロの畑で採用されている"アルベレーゼ・システム"。粘土石灰岩の土壌から採れる大きな白い石を砕いてブドウ畑に敷き詰め、石の反射熱を利用してゆっくりとブドウを完熟させる手法ですが、これはレンツォ氏の考案によるものです。昨年3月のレンツォ氏初来日時、「よい成果が出るかはわかりません。ですが、自分が望んでやったことがちゃんと成果が出るかどうか、待っているときが楽しいんです。」と、語っていました。
近年では、 『チェルヴァロ・デラ・サラ』をさらに突き詰めた、レンツォ氏理想のシャルドネ『ニッビオ・デラ・サラ』をはじめ、トスカーナ・ボルゲリの自社畑に植わる、単一区画のカベルネ・フランの表現を試みた『マタロッキオ』、20年以上にわたる収穫と研究を重ねて誕生したチリ・マイポヴァレー産の『ピティオ』など、レンツォ氏の挑戦は続いています。
来日時に「アンティノリでワインを造っていて楽しいときは?」と質問され、「いつもです!」と即答していたレンツォ氏。「長年ワインを造っていても、ヴィンテージが異なるので退屈するということはありません。常に新しい発見があります。」と笑顔で語っていました。
歴史と伝統に甘んじることなく、進化を続けてきたアンティノリーその原動力を、レンツォ氏が担っています。
■アンティノリの特集ページはこちら
https://www.enoteca.co.jp/producer/detail/169